記事の作成

新しい記事または新しいページを作成するには、次のコマンドを実行します。

$ hexo new [layout] <title>

post はデフォルトの layout ですが、独自に指定することもできます。デフォルトのレイアウトを変更するには、_config.ymldefault_layout 設定を編集します。

レイアウト

Hexoには、postpagedraft の3つのデフォルトレイアウトがあります。それぞれによって作成されたファイルは、異なるパスに保存されます。新しく作成された記事は source/_posts フォルダーに保存されます。

レイアウト パス
post source/_posts
page source
draft source/_drafts
レイアウトの無効化

記事(投稿/ページ)をテーマで処理したくない場合は、frontmatter で layout: false を設定します。詳細はこのセクションを参照してください。

ファイル名

デフォルトでは、Hexo は記事のタイトルをファイル名として使用します。 _config.ymlnew_post_name 設定を編集して、デフォルトのファイル名を変更できます。たとえば、:year-:month-:day-:title.md は、ファイル名のプレフィックスに記事の作成日付を付けます。次のプレースホルダーを使用できます。

プレースホルダー 説明
:title 記事のタイトル(小文字、スペースはハイフンに置き換えられます)
:year 作成年、例:2015
:month 作成月(先頭にゼロが付きます)、例:04
:i_month 作成月(先頭にゼロは付きません)、例:4
:day 作成日(先頭にゼロが付きます)、例:07
:i_day 作成日(先頭にゼロは付きません)、例:7

下書き

前述のように、Hexoには特別なレイアウトである draft があります。このレイアウトで初期化された記事は、source/_drafts フォルダーに保存されます。 publish コマンドを使用して、下書きを source/_posts フォルダーに移動できます。 publishnew コマンドと同様に動作します。

$ hexo publish [layout] <title>

下書きはデフォルトでは表示されません。Hexoの実行時に --draft オプションを追加するか、_config.ymlrender_drafts 設定を有効にすることで、下書きをレンダリングできます。

スカフォールド

記事を作成するとき、Hexo は scaffolds フォルダーにある対応するファイルに基づいてファイルを構築します。例えば

$ hexo new photo "My Gallery"

このコマンドを実行すると、Hexo は scaffolds フォルダにある photo.md を探し、それに基づいて記事を作成します。スカフォールドでは次のプレースホルダーを使用できます。

プレースホルダー 説明
layout レイアウト
title タイトル
date ファイルの作成日

対応フォーマット

Hexo は、対応するレンダラープラグインがインストールされていれば、あらゆるフォーマットで書かれた記事をサポートします。

たとえば、Hexo にはデフォルトで hexo-renderer-markedhexo-renderer-ejs がインストールされているため、記事を markdown または ejs で記述できます。 hexo-renderer-pug がインストールされている場合は、pugテンプレート言語で記事を作成することもできます。

記事の名前を変更し、ファイル拡張子を .md から .ejs に変更すると、Hexo は hexo-renderer-ejs を使用してそのファイルをレンダリングします。他のフォーマットも同様です。