Hexo 5.0.0 のリリースに向け、公式プラグイン hexo-util と hexo-fs の新バージョンをリリースしました。
概要
- Hexo エコシステム全体で Node 8 のサポートを終了します。Node 10.13 以降にアップグレードしてください。
- 現在、Hexo は Node 14 との互換性に関する問題を抱えています。これは Hexo 5.0.0 で修正される予定です。一時的な回避策については以下を参照してください。
回避策
Node 14 を使用する際の2つの暫定的な回避策があります。
- Node 10 または 12 にダウングレードします。CI ワークフローの一部として `.nvmrc` を使用している場合は、内容を `10` または `12` に変更する必要があります。
- Node 14 を使用したい場合は、hexo-util と hexo-fs を強制的にアップグレードします。
{ |
$ rm -rf node_modules/ |
今後の Hexo 5.0.0 は Node 14 と互換性があります。ご期待ください。
hexo-util 2.1.0
破壊的変更
HashStream()
関数を削除 @curbengh #198- #45 で非推奨となり、v1.0.0 リリースの一部となりました。
createSha1Hash()
に置き換えられました。
hexo-util 2.0.0
破壊的変更
- Node 8 のサポートを終了 @SukkaW #191 #193
- サブ言語を使用するには、
autoDetect
が有効になっていて、lang
が設定されていない必要があります。highlight()
@curbengh #192 #196
修正
CacheStream()
の Node 14 との互換性の問題を修正 @curbengh #195
その他
- docs(isExternalLink): JSDoc を追加 @YoshinoriN #190
依存関係
- chore(deps-dev): rewire を 4.0.1 から 5.0.0 に更新 #187
hexo-fs 3.0.1
変更点
- Node 10.13 以上が必要 @curbengh #63
mkdirs()
とmkdirsSync()
を使用してフォルダを再帰的に作成するには、Node 10.12 以上が必要です #55。hexo-fs は以前はこれをサポートしていましたが、独自の実装でした。hexo-fs 3 以降は代わりにネイティブの実装を使用しています。
- chore(deps): hexo-util を 2.0.0 に更新 @curbengh #64
hexo-fs 3.0.0
破壊的変更
新機能
修正
リファクタリング
escape-string-regexp
パッケージを hexo-util のescapeRegex()
に置き換え @SukkaW #56- refactor: ES6 構文 @SukkaW #57
fs.promises
でネイティブの Promise API を使用 @segayuu #53- エラーコードをキャッチする必要がある場合は、
err.cause.code
ではなくerr.code
を使用してください。#190 を参照してください。
- エラーコードをキャッチする必要がある場合は、
その他
- 変更ログの編集を容易にするために release-drafter を追加 @YoshinoriN #58
- chore(deps-dev): nyc を 14.1.1 から 15.0.0 に更新 #52
- chore(deps-dev): mocha を 6.2.2 から 7.0.0 に更新 #54
- eslint-config-hexo を 3.0.0 から 4.0.0 に更新 #48